【ソルフェジオ周波数はウソかホントか?】癒しの音階”528hz”で作られた音楽の謎

ソルフェジオ周波数とは?

ソルフェジオ周波数(ソルフェージュ周波数)」と呼ばれる、ある特殊な音階が存在します。これはスピリチュアルに興味のある方々や癒やしの世界を追求している方々の間で特に話題になっているもので、もともとは「グレゴリオ聖歌」で使われていた古代の音階だったとされています。

周波数は、1秒あたりの音波・電波などの振動回数をHz(ヘルツ)という単位で表したもの。発する周波数は音階によって異なります。ソルフェジオ周波数の効果が嘘ではなく本当なら、グレゴリオ聖歌の音階にその秘密があるということでしょう。

はたして、ソルフェジオ周波数と、その元となったグレゴリオ聖歌の音階の効果はウソなのでしょうか?それともホントなのでしょうか?

ソルフェジオ周波数の音階一覧

174Hz・・・意識の拡大と進化の基礎
285Hz・・・多次元領域からの意識の拡大と促進
396Hz・・・罪の意識や恐怖の解放
417Hz・・・変化に挑戦する心、知性
528Hz・・・無限の可能性、DNAの修復、奇跡
639Hz・・・人間関係の向上
741Hz・・・問題を解決する力、表現力
852Hz・・・直感力の覚醒
963Hz・・・高次元、宇宙意識とつながる

これらの音階は「カバラ数秘術」という、古代ユダヤ教の教理”カバラ”と生年月日などをもとに占う”数秘術”を融合させたもので作られたようです。

しかし音波や電波の振動数(Hz・ヘルツ)を計測できるようになったのは19世紀以降であることから、ソルフェジオ周波数を作ったのは現代人であるという説もあります。

現在、ソルフェジオ周波数のなかでも特に人気となっているのが528hzの音階です。DNA、いわゆる細胞の修復を促す効果があるとされ、もし本当なら何かすごいことのようにも思えます。しかし今のところ、医学的に証明されているわけでもなく、ウソだと思えばウソになってしまうのかも。

とりあえず、528hzの音階も以下から聞くことができますので、気になる方はまず自分で聞いて判断してみるのもいいかもしれません。

ソルフェジオ周波数の動画一覧

ソルフェジオ周波数の各音階は、YouTubeに動画で投稿されまくっていますw
なかには音楽として楽しめるようアレンジしてあるものも。

しかしここでは、あえて純粋に音のみに集中できるシンプルな動画をピックアップします。

ソルフェジオ周波数174Hz「意識の拡大と進化の基礎」

ソルフェジオ周波数285Hz「多次元領域からの意識の拡大と促進」

ソルフェジオ周波数396Hz「生命力、パワー、情熱」

ソルフェジオ周波数417Hz「感受性、情緒のバランス、物欲、性」

ソルフェジオ周波数528Hz「理性、個性、自我、不安、自信」

ソルフェジオ周波数639Hz「喜怒哀楽の感情、信頼、慈愛、希望」

ソルフェジオ周波数741Hz「意思、知識、創造性、自己表現、判断力」

ソルフェジオ周波数852Hz「鋭敏な感覚、知性・精神の成熟」

ソルフェジオ周波数963Hz「自己を超越、超能力・超感覚、宇宙・神との一体感」

ソルフェジオ周波数はウソかホントか?

ソルフェジオ周波数が”古代の音階”として急激に広まったのは、インターネットや動画が普及した最近になってからでしょう。近年のスピリチュアルブームも手伝って、信じる人はやはり信じるはず。

人間の思い込みのパワーはとても強く、時に現実になったりするほどらしいし、プラスに思い込めば実際にその音階の恩恵を受けやすいのかもしれません。そしてその逆もまた然り。

僕的には、実際聴いてみると確かに脳が良い方向に影響を受けているように感じましたね。好きな音楽を聴いて楽しんでいるときのような。効果については、個人差はあれどホントなんじゃないかなと思います。

でも、調べてみるとソルフェジオ周波数というネーミング自体はアヤシイです。

ソルフェジオ(ソルフェージュ)とは

まずソルフェージュ(solfege)とは、フランス語で”楽譜視唱”やその訓練を指す単語であり、言葉として誕生したのは11世紀のようです。ちなみに読譜能力はソルフェージュ能力と呼ばれています。

フランス語知らないので細かな違いはわかりませんが、ソルフェジオ(solfeggio)の意味もそんな感じのようですね。

だから、ソルフェジオ周波数(ソルフェージュ周波数)という日本語自体はアヤシイしウソっぽいように思います。直訳すると「読譜訓練周波数」だし。誰がどういう経緯で、日本で最初に作ったんですかね?

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