邦画・洋画問わずいろんなジャンルの映画を観ますが、特に好きなのがホラー映画です。ここでは、今まで鑑賞したなかで本当に怖いと感じられる、あるいはゾッとするシーンがあるおすすめホラー映画をランキング形式で紹介したいと思います。
予告動画も付けておきましたので、雰囲気を判断するのにご活用ください。それでは、まずは日本のおすすめホラー映画ランキングから!
おすすめホラー映画ランキング:邦画8選
日本のホラー映画は、「後味が残る怖さ」「本当に怖くて不気味」など、海外でも大人気のようです。日本文化が世界中に広まったことで、邦画ホラーならではの想像力を掻き立てるような怖さも理解されてきているのだと思います。そんな日本のホラー映画は、スプラッターよりかは心霊ものが多く、人気になる作品もやはりそっち系がほとんどですね。さて、本当に怖いおすすめの邦画ホラーとして、とりあえず8本を厳選しランキングにしてみました。
怖い邦画ホラー8位:『悪の教典』
監督:三池崇史、主演:伊藤英明でおくるバイオレンスホラー大作。原作は貴志祐介の小説『悪の教典』。一見、人当たりがよく面倒見も良い教師なのですが、徐々に裏の顔が見え隠れするようになり、そして終盤は大ハッスル。殺人描写がハンパないです。サイコパス教師を演じる伊藤英明さんの人格まで疑ってしまいそうになるほどw素晴らしい怪演です。
怖い邦画ホラー7位:『ひぐらしのなく頃に』
原作は、竜騎士07のサウンドノベル『ひぐらしのなく頃に』。実写映画化されたこの作品では批判の声が多いようですが、自分は原作やアニメ版を知らずにいきなりこの実写映画を観たので、ホラー映画としてとても面白いと感じました。特に雰囲気にこだわりが感じられ、田舎らしい景観も見ていてなんだか癒やされます。しかし思わずゾッとするような本当に怖いシーンもあり、見応えがあります。
怖い邦画ホラー6位:『冷たい熱帯魚』
実際にあった事件を基にした、とても恐ろしいホラー映画。園子温が監督を務め、サイコ役がでんでん。完全にネジが外れぶっ飛んでいるクレイジーな作品です。こんな人が近所にいたら本当に怖い。スプラッターな場面もあるので、そういうのが苦手な人は注意が必要でしょう。
怖い邦画ホラー5位:『着信アリ』
ホラー映画界の巨匠、三池崇史が監督を務めたおすすめ邦画ホラー。原作は秋元康のホラー小説『着信アリ』。不気味なあの着信音が鳴り響いたら最期、もう死から逃れられない。続編やTVドラマ版もありますが、一番怖いのはやっぱり1作目でしょう。鑑賞中も怖いですが、観終わった後もしばらく尾を引く不気味さです。
怖い邦画ホラー4位:『トリハダ 劇場版』
日常で起こりうる身近な恐怖、をコンセプトに制作されたオムニバスホラー。1、2ともに数話がまとめられており、その話ごとに違った恐怖を楽しめます。背筋が凍るようなゾッとする話が多く、安定感があるのでこのシリーズはおすすめできます。
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怖い邦画ホラー3位:『不安の種』
中山昌亮のホラー漫画『不安の種』を実写化した作品。とにかく不気味で、わけがわからない。意味不明だけど怖い。独特の世界観が楽しめるおすすめのホラー映画です。ドロドロした恐怖感がすごく日本らしいですね。ホラー好きなら一見の価値ありです!
怖い邦画ホラー2位:『呪怨 ビデオオリジナル版』
劇場公開で日本中、いや世界中を恐怖に陥れた呪怨シリーズですが、実は一般的に知られている呪怨よりもずっと怖い作品があります。それがこのビデオオリジナル版。同じ世界を描く作品ですが、話は劇場版とはまた違っており、そして怖さのレベルも振り切れています。鑑賞するなら、ある程度は覚悟したほうがいいかもしれません。
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怖い邦画ホラー1位:『残穢[ざんえ]―住んではいけない部屋―』
住居にまつわる、ドロドロとした恐怖を楽しめるおすすめホラー映画。一見よくある事故物件ものかと思いきや、話はもっと恐ろしい方向へ突き進みます。そして視聴者が本当に怖いと感じるのは、おそらく観終わった後でしょう。なぜなら、実際にあり得る話だからです…。
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おすすめホラー映画ランキング:洋画8選
海外のホラー映画で個人的に一番好きなジャンルは、SFホラーや、冒険感も味わえるホラーなどです。昨今はホラー映画を制作する側も予算が無いのか、密室シチュエーションスリラーやら拷問ものがやたら多いのが残念。それはともかく、洋画ホラーはやっぱり、心霊やら悪魔祓いよりかは物理的な恐怖を煽る映画のほうが怖いし面白いです。それでは、洋画でおすすめしたいホラー映画をランキングで紹介していきます!
怖い洋画ホラー8位:『ドーン・オブ・ザ・デッド』
『ドーン・オブ・ザ・デッド』は、1978年制作のジョージ・A・ロメロ『ゾンビ』をリメイクした洋画ホラー。現在、ゾンビ映画は飽きるほどすごい数が出回っていますが、そのなかで一番怖いのはこの作品だと思います。ちなみに『28日後…』がゾンビ映画の2番手ぐらいかなと。猛ダッシュで追いかけてくるゾンビたちの迫力が凄まじいです。
怖い洋画ホラー7位:『イベント・ホライゾン』
異色のSFホラー大作です。7年間行方不明になっていた深宇宙探査船イベント・ホライゾン号。それが突如、海王星に出現。主人公たちは、クルーの救助と調査を兼ねイベント・ホライゾン号へ乗り込む。しかしその先に待ち受けるのは、想像を絶する恐怖だった…。宇宙で遭難とかはよくありますが、別の次元へ行方不明という設定はなかなか無いと思います。「地獄など所詮は人間の想像。アレは、それよりはるかにおぞましい場所だ…」
怖い洋画ホラー6位:『テキサス・チェーンソー』
1974年『悪魔のいけにえ』をリメイクした、かなり怖い洋画ホラー。テキサスの田舎、ある古びた洋館で5人の若者が極限の恐怖を体験することに。『悪魔のいけにえ』シリーズも全て観ましたが、個人的にはリメイクの『テキサス・チェーンソー』シリーズのほうが怖いと思いましたね。笑える演出は排除して恐怖感のみを追求している感じが。
怖い洋画ホラー5位:『クライモリ』
原題は『Wrong Turn』。人里離れた深い森で6人の若者が遭遇する、この世のものとは思えないほどの恐怖とは…。ホラー慣れしてない人が観たらトラウマになるんじゃないかと思えるぐらいに怖いです。2作目の『クライモリ デッド・エンド』もおすすめ。でも3作目からは徐々にマンネリ感が…。
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怖い洋画ホラー4位:『イット・フォローズ』
洋画ホラーなのに、どことなく日本のホラー映画っぽい雰囲気を醸し出す異色の作品。時間も場所も関係なく、不気味なアレがゆっくり近寄ってきます。日常のあらゆる場面で少しも気が抜けないという怖さ。派手さはありませんが、すごくドロドロしています。
怖い洋画ホラー3位:『ホステル』
巷にあふれる拷問系ホラーの火付け役になった?と思われる洋画ホラー。監督はイーライ・ロス。ものすごく怖いし、絶望感がハンパないです。基本的に拷問ものは好きではないしこのシリーズも同様ですが、とにかく怖い映画、という点ではやはり上位です。ただし3作目だけは駄作で、まるで別の映画のようです。
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怖い洋画ホラー2位:『ディセント』
アパラチア山脈奥地の巨大洞窟を6人の女性たちが探検する、という映画。人間関係のドラマも展開するなか、突然洞窟が崩れ出口を塞がれてしまう。一体どうやって脱出すれば?!という流れですが、それだけではありません。何がどう怖いのかは、実際に観て体感してみてください。このホラー映画は、なるべく前情報なしに、何も知らない状態で鑑賞することを強くおすすめします。ちなみに1作目のラストからそのまま始まる『ディセント2』も面白いですが、怖さは半減しています。
怖い洋画ホラー1位:『ヒルズ・ハブ・アイズ』
1977年『サランドラ』のリメイク作品。残虐描写は元の作品を大きく上回っているそう。核実験場に近い砂漠でキャンピングカーが故障し、立ち往生する羽目になった一家の悲惨な運命とは?想像を絶する理不尽と絶望感、そして生き地獄のような恐怖。洋画ホラーでは間違いなく一番怖い映画といえるでしょう。ただし、2作目は主人公たちが軍人であるためそんなに怖いとは感じられないかも。
一番怖いおすすめホラー映画は?
独断で選んだおすすめホラー映画を邦画・洋画合わせて16本、ランキング形式で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
このなかでさらに一番怖いホラー映画を選ぶとすると、ベタですがやはり『ヒルズ・ハブ・アイズ』(1作目)になるでしょう。観終わった後につい放心してしまうほどでしたwそして怖いながらもこの映画が好きな理由としては、ただ怖いだけではないという点。映像もスタイリッシュで迫力があり、さらに音楽もエッジが効いていて印象的でした。
ちなみに、物件もの系ホラー映画で一番怖いのは『残穢[ざんえ]―住んではいけない部屋―』、洞窟ものなら『ディセント』(1作目)、拷問ものなら『ホステル』(1、2作目)、というように、さらに細かなジャンル分けではまた違ってきます。
今後、また印象に残るぐらい怖いホラー映画が現れれば、その際にまたランキングを更新するかもしれません。